国内では唯一の有機オリーブ葉のみを使用した健康茶7つのこだわり
国内では唯一の有機栽培で育てたオリーブの葉で作ったお茶を作るために大切にしていること
国産有機オリーブ茶を作る農家7つのこだわり
オリーブの葉に豊富に含まれるオレウロペイン。オレウロペインは、抗酸化作用、抗菌・抗ウイルス作用が強く、美容効果、生活習慣病予防などの体質改善が期待できるといわれています。
1年を通して水やりは一切しない。瀬戸内の雨が少ない乾いた気象環境がオリーブのポリフェノールを増やし香りを高める。
オリーブ栽培は通常、有機リン系やネオニコチノイド系の強い農薬を使用する。そいういった農薬を全く使わない安心、安全な唯一のオリーブ茶。
小さなお子様や妊婦の方にも安心してお飲みいただけます。
オリーブの葉はそのまま食べると渋みが強く虫もあまり食べたがらない。その渋みが身体にいいポリフェノール。爽やかな渋みと優しいオリーブの辛味がある品種のみをお茶にする。
オリーブの枝の中から傷がついていない新しい葉だけを1枚1枚手摘みする。苦みの原因となる枝の混入もなくなる。香りにこだわった手摘み茶。
もちろん防腐剤などの添加物は一切使用しない。ティーパックは環境に優しいソイロン(とうもろこし由来の素材)を使用する。
01.オレウロペインの力
オリーブの葉に豊富に含まれるオレウロペイン。オレウロペインは、抗酸化作用、抗菌・抗ウイルス作用が強く、美容効果、生活習慣病予防などの体質改善が期待できるといわれています。
オリーブの葉には今、注文されているポリフェノール「オレウロペイン」が多く含まれています。オレウロペインは、抗酸化作用、抗菌・抗ウイルス作用が強く、美容効果、生活習慣病予防などの体質改善が期待できるといわれている。オリーブの葉をお茶としてそのまま飲むことで様々な効果が期待できます。
1年を通して水やりは一切しない。瀬戸内の雨が少ない乾いた気象環境がオリーブのポリフェノールを増やし香りを高める。
小豆島は瀬戸内海の真ん中に位置する離島。日本で最も雨が少ない瀬戸内海式気候の影響を強く受けています。地中海一帯で主に栽培されているオリーブは乾季に強い植物であまり水を必要としないため、本来頻繁な潅水は必要とされていません。オリーブは乾きに強く、雨が降らないからといって枯れることはないが、実がついている春から秋に掛けての定期的な潅水は実を大きく育てていく上で大切なこととされています。一般的なオリーブの農園では雨が降らなければ週に1度程度の水やりが行われているが、当園では年間を通して水やりは一切していません。実が肥大していく夏は、太平洋高気圧の影響で長期間に渡り雨が降らないが、水を与えないので、オリーブの木は実に水分を回さず木全体の生命の維持を図ろうとし、そのストレスによりオリーブの実や葉は香りが増し、オレウロペインなどのポリフェノール類が多く含まれるようになります。
オリーブ栽培は通常、有機リン系やネオニコチノイド系の強い農薬を使用する。そいういった農薬を全く使わない安心、安全な唯一のオリーブ茶。
農薬を使わない理由は3つ。農薬は自然界に存在する虫や菌、草花を殺してオリーブだけを生かすための薬です。小豆島の自然を排除せず、そのまま受け入れることで小豆島に根を張る樹木としての個性が木1本1本に強く現れてきます。オリーブの青い実を齧ると、あまりの渋さに何時間も舌が痺れるくらい。これはオリーブが虫や鳥たちから実を守るために作り出したポリフェノールの味。人間が渋く感じるように虫たちにとっても不味いようで、オリーブは自分の実は自分で守ろうとしています。農薬を使わないとオリーブは自分で自分の実を守ろうとして、渋みや辛味をより多く出し、それがオリーブ特有の風味を強くします。また、オリーブでよく使われるスミチオンといった有機リン系の農薬は、元は米軍がベトナム戦争で枯葉剤として開発した生き物全てを殺しつくす化学兵器。オリーブの害虫は少ししかいないのに、その数匹の害虫を殺すために畑で生きている何億、何千億の命を消してしまうことはやめたい。ちなみに有機リン系の農薬はヨーロッパなどの先進国のほとんどで人間にも有害なので使用が禁止されています。
04.ノンカフェイン
小さなお子様や妊婦の方にも安心してお飲みいただけます。
オリーブ茶にはカフェインが含まれていません。小さなお子様や妊婦、高齢者の方に麦茶のようにお楽しみいただけます。またオリーブ茶特有の苦みも冷やして飲んでいただくと、飲みやすくなります。
オリーブの葉はそのまま食べると渋みが強く虫もあまり食べたがらない。その渋みが身体にいいポリフェノール。爽やかな渋みと優しいオリーブの辛味がある品種のみをお茶にする。
一部の農園を除き国内の有機オリーブ茶に使われる葉は剪定枝が使われています。剪定のほとんどはポリフェノールの含有量が下がる冬季ですのでオリーブ茶としての効能が下がってしまっているのが現状です。当園のオリーブ茶は季節によってオリーブの品種と木の葉色を見て摘む葉を厳選しています。香り高い葉を厳選することでオレウロペインなどのポリフェノール含有量が高く、爽やかな香りが楽しめます。
オリーブの枝の中から傷がついていない新しい葉だけを1枚1枚手摘みする。苦みの原因となる枝の混入もなくなる。香りにこだわった手摘み茶。
収穫は必ず1枚1枚手で摘みます。日本茶のように機械で摘むと葉と苦みの原因となるに細い小枝も混ざります。傷がないきれいな新しい葉だけで作ったお茶はすっきりとクリアーな味になります。
07.防腐剤や添加物は使わない
もちろん防腐剤などの添加物は一切使用しない。ティーパックは環境に優しいソイロン(とうもろこし由来の素材)を使用する。
有機栽培で育てたオリーブの葉だけを原料にしている安心、安全なお茶です。もちろん防腐剤や着色料、添加物などは一切使用せず、混ざりけなしの100%オリーブの葉だけで作ったお茶をお届けします。ティーパックも環境に優しいソイロンにしました。
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文と写真 山田典章
オリーブ専業農家。香川県小豆島の山田オリーブ園園主。1967年佐賀県生まれ。岡山大学農学部を卒業後、会社員時代の約20年間に保育園事業などの6つの事業に携わる。2010年に小豆島に移住し、子どものときに好きだった虫捕りが毎日できる有機オリーブ農家になる。好きなものは虫と本と日本酒。オリーブ栽培としては初の有機JASに認定される。山田オリーブ園ではオリーブや柑橘類の栽培、加工、販売を行う。
著書 これならできるオリーブ栽培 ~有機栽培・自家搾油・直売~
(出版社コメント)
オリーブをうまく育てるには? 経営として成り立たせるには? ~栽培から自家搾油、販売まで著者の経験を詳しく解説!~
手間いらずで儲かる新品目として注目されるオリーブ。しかし、「木が枯れてしまった」「何年たっても実がならない」「オイルの搾り方がよくわからない」といった声も。
本書では、脱サラで新規就農し、日本で初めてオリーブ栽培の有機JASを取得した著者が、確実に実をならせるための栽培のコツや病害虫対策、小規模な自家搾油所の作り方と搾油方法、ネット通販などのノウハウを丁寧に解説。
とくに、日本のオリーブ栽培で最大の難関となるオリーブアナアキゾウムシ対策は必見。昆虫少年だった著者が観察と実験を繰り返して、明らかにしたその生態をもとに、農薬を使わなくても、効率よく確実に被害を防ぐ方法を紹介。
まだ木が小さく実の収量が少ない時期の貴重な収入源になるオリーブ茶の作り方や、苛性ソーダを使わない安全な実のアク抜き法、ワイン漬けなどのおいしい実の加工品の作り方も多数紹介。
これからオリーブを栽培したい人、すでに栽培している人にも、ぜひおすすめの一冊。
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色んな 経験に基づく製法に、頭が下がります。
僕も、オリーブ茶生産の世界に入りたく思い、色々思案しています。 まだ、自信がありませんが、今年から動きだそうと、思います。
貴重な記事を読めた事に、感謝申し上げます。
ありがとうございました。
有限会社 半田植物 半田茂富
オリーブ茶自体はとてもシンプルなんですが、シンプルが故に、いつまでも迷いながら作っています。