小豆島で有機アーモンドを育てよう!6年間の記録
2013年。
たまたまテレビ番組でギリシャのオリーブ畑にピンクの花が咲いているのを観た。オリーブ畑に桜の花?と思ったが、ナレーションを聞くとアーモンドの花らしい。
ひとめぼれ。
そのときまでオリーブしか育てたことがなかったけど、アーモンドを植えてみようと思い立つ。もちろんオリーブ畑に植えてみる。そしたら有機栽培に挑戦することにもなる。小豆島でアーモンドの有機栽培を始めてみようと、色々調べてみるとアーモンドの有機栽培はオリーブと同じで、まだ誰も成功していないみたい。というか、有機栽培の前に普通の農薬を使った慣行栽培でもアーモンドの生産は日本ではほとんどないみたい。
アーモンドの有機栽培を始めて6年間の記録です。
2013/02/22 アーモンドの木を植える
オリーブを育て始めて丸3年、オリーブだけを育ててきた。オリーブを育てる前は、アサガオ一鉢育てたことがないので、僕は生まれてからこれまでオリーブしか育てたことがない。
農業というか植物を育てるということの面白さや大変さは全てオリーブに教わってきた。オリーブ栽培の基本みたいなことが何とかぐらぐらしないところまで分かってきたと思うので、いよいよ4年目の第2ステップとして、オリーブ以外の果樹にも挑戦していこうと思う。オリーブ以外の木を育てることで、オリーブの栽培技術も幅ができてきたらいいなという期待もしつつ。
オリーブ畑の片隅で育てるので、オリーブ同様、日当たりがよく水捌けがいい畑を好むものはないかと探していたら、先日ギリシャのオリーブ農家がアーモンドを育てているのをテレビでやっていた。ということは、アーモンドもオリーブと同じような環境が好きなのかもしれない。
しかも、ネットで国産の有機栽培のアーモンドを探してみても、作ってないみたい。
国産有機アーモンドの一番乗りを狙うぞ、ということでオリーブ畑にアーモンドの苗木を5本、桃の苗木を1本植えてみた。
ちなみにアーモンドはモモ科らしく受粉樹として桃の木が必要らしいので植えたのだが、同じくネット上で国産の桃を有機栽培で育てているところを探すと、あるにはあるが岡山や山梨でも数軒しかない。もしかすると、そうとうハードルが高いことを始めようとしているのかもしれないが、まあ、あまり深く考えずやるだけやってみよう。
2013/09/13 半年で4倍近く大きくなる
国内で収穫用の果樹としては、ほとんど栽培されていないアーモンドの木をオリーブ畑に植えて半年が過ぎた。
3月頃に植えただけで、その後は水遣りひとつせずほっぽっていたけど、何と50cmくらいの棒苗だった苗木が既に僕の身長を超えて2mくらいになってしまった。
5本のアーモンドと受粉用のモモを1本。
樹高は1m~2mと固体差が大きすぎて何とも言えないけど、オリーブより日本の環境に合っているような気がする。それとも今年がたまたま渇き気味の猛暑だったのがラッキーだったんだろうか。
ちなみに、アーモンドの木はアマガエルが大好きみたいで、オリーブの木1本に1匹いるアマガエルが、アーモンドには3倍の3匹いる感じ。
2014/02/14 最初の冬を迎え葉を落とす
妙見さんの道沿いの新しい畑。水捌けが良くて日当たりがいいので、すごい勢いでオリーブが大きくなっていく。もう数ヶ月したら葉を落としたアーモンドの花を見れるかも。
アーモンドの樹にとまっているのはジョウビタキか。静かに雪を見上げている。
2014/03/22 アーモンドの花が開花する
ここのところ、畑の見回りのときに、そろそろかなとか思いながらアーモンドの蕾を見るのが楽しみになってきている。気温が逆戻りしたせいか、今日も咲いてなかった。けど、ほんとにもうそろそろ。
翌日にはアーモンドの花が咲いた。ふっくらとやさしい感じがなかなかいいぞ。苗木を植えて1年で花が咲いた。オリーブに比べるとずいぶん早い。
2014/03/30 受粉させてみる
アーモンドの受粉作業。1本だけ受粉樹として植えた桃の花が咲いたので人工的に受粉させてみる。5本のアーモンドのうち、2本は人工受粉、3本は自然に虫媒をさせてみる。どれくらいの差が出るかはたぶん、すぐ分かるかな。
2014/04/19 アーモンドの小さな実が付く
アーモンドの花が散った。よくよく見てみるとめしべだったところが少しふくらんでいる。
こっちにもあった。これがアーモンドのできたての実ということだろうか。産毛がふわふわしてゾウムシの顔みたいな実。受粉作業が良かったのか、それとも受粉しやすいのかちょっと分からないけど実はカンタンにつくのかも。
2014/05/07 モモチョッキリゾウムシという害虫現る
アーモンドの実がふくらみはじめた。
しかし、穴が開いている実が結構ある。犯人を探す。
カメムシにしては穴が大きすぎる。
カミキリが実に穴を開けるはずはない。
??怪しい。
口吻の大きさと穴の大きさも合ってる。
穴を開けている現場も押さえた。
調べてみると「モモチョッキリゾウムシ」というらしい。やはりゾウムシには縁がある。モモやアーモンドの実に卵を産み付けて幼虫の餌にしてしまうらしい。卵を産み付けられた果実は傷物になるらしい。
とりあえず徹底的にチェックして30匹ほどを捕獲して飼育してみることに。捕獲の仕方は、そっと近づいて手掴み。
人間に気づくと葉裏に隠れたり飛んだり、ポロリと落ちたりとわりと俊敏。
どんな虫だろう。
2014/05/19 毎日モモチョッキリゾウムシを捕殺する
毎日10匹くらいのモモチョッキリゾウムシの首を落としているのだが、減らないどころか増えてきている。もうお手上げ状態。
2014/06/18 アーモンドの実全部モモチョッキリゾウムシによって全滅
最後に残っていた5個のアーモンドの実から汁が出て腐ってきた。今年のアーモンド数はこれでゼロ。完全に敗北宣言。
5本のアーモンドの木に300個くらい結実して2か月後には5個に減り、そしてとうとうゼロに。
基本ほぼ全てモモチョッキリゾウムシに卵を産み付けられて枯れたと見ている。
約1カ月、モモチョッキリゾウムシの首を300匹くらいはちょん切ったけど、それでもこの結果。最初の年は完敗。
2014/06/22 アーモンドの実を割ってみると
せっかく大きくなってきたアーモンドの実も虫に食われていくだけなので、実を割ってみる。
やはり桃と同じような種が出てきた。種が大きくて食べる果肉がない桃。でも見覚えがあるアーモンドではない。
更に種を割ってみると、出てきた。よく知るアーモンド。まあ予想してたけど、やはり種の中の胚がアーモンドだったんだ。
アーモンドの実1つから1つのアーモンドが採れるという事実。うーん1つの実からアーモンドが何粒か採れると思ったら大間違い。
アーモンドの種の胚なのだから1つの実にアーモンドはたったの1粒という衝撃の事実。
オリーブより、よほど難易度が高い気がしてきた。
2014/08/27 それでも実を3つ収穫
全滅したと思っていたアーモンドの実が1こ生き残っていたみたい。
よくよく探したら3こ収穫。初年度はアーモンド3粒収穫。
2015/04/01 アーモンドの花が満開
オリーブ畑のアーモンドたち、ほぼほぼ満開。
そしてアーモンドの中に1本混ぜたモモの花は全く咲いていない。
モモの花が遅く咲くことは大したこと無さそうだが、実はなかなかの問題。
バラ科モモ族のアーモンドは、モモを一緒に植えることで受粉する。
つまり、モモの花が咲かないとアーモンドは受粉せず、実を付けないとも言える。
去年はだいたい同じタイミングで咲いたのに、今年はなぜ?
どうしたモモ!早く咲けモモ!おいモモ!
5日後。桃の花満開。アーモンドの花は散ったけど受粉大丈夫だったんだろうか?
2015/04/20 アーモンド結実する
アーモンドの実。今日、さっき発見。受粉用の桃の花との開花タイミングが1週間ほどずれたので今年はダメかもと思っていたけど、ちゃんと結実したみたい。
よかった。ダメかもと思ってたけど、うちの畑の周辺に植わっている桃系の花と虫媒で受粉したのかも。どちらにせよアーモンドは結実の確率がオリーブより高い気がする。
2015/04/26 アーモンドに袋掛け
アーモンドの実が膨らみ始めた。
なに?この穴。まさかヤツ?
そうやつ。その名はモモチョッキリゾウムシ。去年全てのアーモンドの実を食い散らかした悪いやつ。よくよく見てみると、ざっと潰しただけで20匹オーバー。袋掛けしようと思っていたけど、まだ先だろうと買ってなかった。
とりあえず家にあった封筒でアーモンドを守るべく掛けてみる。アーモンドの木に手紙が生っている。30枚ほど袋掛けしてみて確信する。この袋掛けはダメだ。試すまでもなく少し強めの雨風に当たると封筒が四散するイメージがありありと浮かぶ。風や雨に濡れるたびに少しずつ留めている部分が開いていって、間違いなくアーモンド畑に中身がない封筒が散らばっている予感がこんなにもリアルだ。少々モモチョッキリに食われてもいいから、ちゃんとした果実袋を買おう。
2015/07/24 桃が枯れる
ひっそり桃の木が枯れていました。アーモンドの受粉用に植えた桃ですが、やはりきちんと丁寧にお世話しないと植物は枯れてしまいます。桃ごめんなさい。それか受粉ようなのに大玉の珍しい品種だから、そもそも弱かったのだろうか。アーモンドは4本とも元気なのに桃だけが枯れてしまう。来年の受粉が少し心配。
2015/07/29 アーモンドの実が大きくなってた
オリーブ畑の端に植えてあるので、普段は忘れているのだが、ふと見上げると大きくなったアーモンドの実が生っていた。
この前の台風で袋が破れて顔を出したみたい。
有機栽培でアーモンドを育て始めて3年目。袋掛け作戦で、もしかすると今年は成功するかも、という予感。
うれしくなってきた!
2015/08/20 3年目の収穫
今日の楽しみはアーモンドの収穫。500個くらい結実して、そのうち100個に袋掛けをしていた。袋を開けてみる。
おー白くて柔らかそうなアーモンドの実が出てきた。
しかし、袋の中身はほとんどが空。袋の隙間からモモチョッキリゾウムシが入ってしまったみたいで、結局収穫できたのは4つだけ。
植えてから3年目の有機アーモンドまたまた失敗の巻。
モモチョッキリゾウムシを毎日捕獲してもダメ、袋掛けをしてもダメ。
万策尽きた感。
どうしたらいいんだか。
農薬使わないでモモチョッキリゾウムシからアーモンドを守る方法何かある?
2016/03/24 4年目もアーモンドが満開
アーモンドを植えて4年目。今年もアーモンドの花が咲いてくれた。この艶っぽいピンク色は本当にかわいい。桜より。
木も順調に大きくなって3m越え。オリーブと枝が重なり始めて、そろそろどっちかを間引かないといけないかも・・・。
しかし、去年、桃が枯れたので受粉じゅナシ。受粉どうなるだろう。
2016/06/08 アーモンド1つ
アーモンドの実1つ。
今年実ったアーモンドは何と1つだけ。
授粉用の桃の木が枯れたので、もしかすると減るかなとは想像していたのだが、ここまで激減することになろうとは。
やはり、アーモンドが結実するには授粉用の桃や違う品種のアーモンドの木が近くにいるということだろう。
少し遠いけど、でも見えるくらいの他所の畑に桃の木があるので、大丈夫かもと思ったけど甘かった。
やはりアーモンドに実を付けるためには受粉用の桃は必須だということが分かった。
2017/03/13 アーモンドの開花日
アーモンドの花が開花。5年目。
春が来た。
去年に引き続き1週間程春が早くやってきた。
ちなみにアーモンドの過去の開花日。
2014年3月22日
2015年3月20日
2016年3月8日
そして今年は2017年3月13日
小豆島当たりのアーモンドの開花日は毎年3月の2週目くらい。
アーモンドの木もこれくらい大きくなってくるとアーモンドの並木。
しかし、今年も桃の苗木植え損ねてやはりアーモンドの実は付かなかった。残念。
2018/05/04 受粉用の桃復活
受粉用にアカツキという最もメジャーでタフそうな桃の木を植えたので、今年はアーモンドの実が鈴なり。
6年目にして再度アーモンドの実が沢山つく。
そしてアーモンドが鈴なりになるとモモチョッキリゾウムシも鈴なりにやってくる。
草刈りの合間に来ては、モモチョッキリゾウムシの首をどんどん落としていくのだが、数時間後に来てみるとまたおなじだけどっかから飛んできている。その圧倒的な量の前に徐々に気力が萎えてくる。
このままでいくと今年もアーモンドの実は全滅する予感しかない。農薬使わないでアーモンドの実を収穫することって本当にできないのだろうか。
有機アーモンドの栽培を始めて6年目今年も打つ手なし。
ちなみにモモチョッキリゾウムシが大繁殖している原因の1つが分かってきた。
それがこのビワ。
ビワの実にモモチョッキリゾウムシがアーモンド以上に鈴なり。
ビワはひと昔前に、畑や庭に沢山植えられていた果樹。
とても強い木なので放置された藪の中でも枯れずに残っている。そのそこらじゅうに植わっているビワというビワでモモチョッキリゾウムシが大増殖しているらしい。
うちのアーモンドのモモチョッキリゾウムシを毎日捕っても減らないはず。誰も世話をしていないビワの木、切って回る訳にもいかず。
2018/05/09 食べられる前に食べてしまう作戦
毎年、結局は全てのアーモンドの実をモモチョッキリゾウムシに食べられてしまう。
何とか守る方法はないかあれこれ考えていたら新情報入手。海外のどっかの国ではアーモンドの果肉を食べるらしい。ゾウムシに食べられる前に人間が食べてしまえばいい作戦決行。
周りの産毛は口当たりが悪いので剥いてかじる。少し酸味があるキュウリみたいな味。
マヨかけるとわりといける。
しかし、キュウリにマヨかけても美味しいからマヨかけると何でもそれなりにうまくなるだけなのかも。
キュウリの替わりにはなるが、それならキュウリを育てる方が手っ取り早いか。
うーむこの作戦イマイチ。
「小豆島で有機アーモンドを育てよう!」の現状報告
純国産アーモンドの有機栽培を始めて丸6年。
結論。
アーモンドの木はどんどん大きくなって、きれいなアーモンド並木はできた。
何千粒のアーモンドの実は生るが、モモチョッキリゾウムシに実に卵を産み付けられ、毎年ほとんど実の収穫はできていない。
アーモンドのかわいい花を眺めながらお花見はできるけど、アーモンドの実を無農薬で収穫するところまではいっていない。
その理由は、近所のビワの木で大増殖しているモモチョッキリゾウムシが襲ってくるから。捕殺もダメ。袋掛けもダメ。さっさと食べたらイマイチ。
今のところ打つ手なし。
☆
文と写真 山田典章
オリーブ専業農家。香川県小豆島の山田オリーブ園園主。1967年佐賀県生まれ。岡山大学農学部を卒業後、ベネッセコーポレーションに入社、保育事業などの立ち上げに携わる。2010年から小豆島に移住し、新規就農。日本で初めてオリーブの有機栽培に成功し、オリーブ栽培としては初の有機JASに認定される。
著書 これならできるオリーブ栽培 ~有機栽培・自家搾油・直売~
(出版社コメント)
オリーブをうまく育てるには? 経営として成り立たせるには? ~栽培から自家搾油、販売まで著者の経験を詳しく解説!~
手間いらずで儲かる新品目として注目されるオリーブ。しかし、「木が枯れてしまった」「何年たっても実がならない」「オイルの搾り方がよくわからない」といった声も。
本書では、脱サラで新規就農し、日本で初めてオリーブ栽培の有機JASを取得した著者が、確実に実をならせるための栽培のコツや病害虫対策、小規模な自家搾油所の作り方と搾油方法、ネット通販などのノウハウを丁寧に解説。
とくに、日本のオリーブ栽培で最大の難関となるオリーブアナアキゾウムシ対策は必見。昆虫少年だった著者が観察と実験を繰り返して、明らかにしたその生態をもとに、農薬を使わなくても、効率よく確実に被害を防ぐ方法を紹介。
まだ木が小さく実の収量が少ない時期の貴重な収入源になるオリーブ茶の作り方や、苛性ソーダを使わない安全な実のアク抜き法、ワイン漬けなどのおいしい実の加工品の作り方も多数紹介。
これからオリーブを栽培したい人、すでに栽培している人にも、ぜひおすすめの一冊。
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こちらはなにげなくアーモンド食べてるけれど、有機栽培は大変ですね。それにしても、山田さん粘るな〜。
オリーブと違って、半分は花見を楽しみにした趣味なので、のんびりやってられるんだと思います。何か虫に食われない、いい方法あればいいのですが。
心中お察しいたします。 ご苦労様です。
オリーブと違ってほぼ趣味ですのでボチボチ楽しみながらやります(笑)
胚を食べるのだから、殺虫剤を使っても影響はない気がしますが。
葉物の野菜やイチゴなどの皮ごと食べる果物より、皮がある柑橘類は使用農薬の濃度などの基準は緩めですね。当園では、残留農薬以外に畑の環境負荷や農作業者への影響などもあるので、まずは農薬を使わないで栽培できないか試しています。
ミツバチ用の蜜源として考えています。
ミツバチの訪花は見たことはありますか?
色んな虫が来ているのは見ているのでミツバチも見ているとは思いますが、見た記憶はないです。
肥料はあげていますか?
無肥料だと虫が付きにくいと言いますが。取った雑草を土の上に置いておくのを何年も続けてると、土が良くなり作物の味が濃くなると聞きました。虫も寄ってこなくなるそうです。
私は青森県ですが、これからアーモンド栽培をやってみる予定です。
どうせ虫に食われてしまうなら、一度無肥料無農薬を試して見てもいいかもしれませんよ。
肥料はあげたことがないです。完全な無肥料無農薬なんですが、多分そういうこととモモチョッキリゾウムシの発生被害とは関係ないのかもしれません。そろそろまたアーモンドの花が咲く季節になったので新しい手を考えなくてはいけません。
ニームオイルは植物に良いようで
虫の対策にもなるようです