山田オリーブ園 国内で初めてオリーブの有機栽培に成功しました。

「オリーブオイルの現状と上手な見分け方」の感想

今日は、昨日聞いた日本オリーブオイルソムリエ協会の代表理事、多田俊哉さんの講演会「オリーブオイルの現状と上手な見分け方」を聞いた上での、良いオイルの見分け方を書いてみたい。

 
前提としてオリーブオイルには大きく分けて「エキストラヴァージンオリーブオイル」と「ピュアオリーブオイル」がある。簡単な違いは、エキストラは生の実を物理的に搾っただけのフレッシュジュースで、香りや様々なオイルの栄養分をそのまま食べれる最高レベルのオイルで概ね高額。ピュアの多くは、生のオイルが酸化(もしくは腐敗)して雑味が混じったものを熱や薬品で精製してエキストラバージン風に仕上げた安めのオイル。

 
いかに質が良い「エキストラヴァージンオリーブオイル」を見分けるかが多田さんの公演のメインテーマだった。多田さんの要旨に僕の個人的な解釈と感想も交えて書いてみる。

 
 
1.ラベルや容器のデザインに騙されるな。
→立派な容器だから中の質が高いとは限らない、というか逆であることも多いとのこと。これは僕も全く同感。中味に自信がないと飾りたくなるのは人情だから。

 
2.まともなオイルの容器は濃い色が普通。
→オイルは光で酸化するので光を通す透明の容器はダメ。ペットボトルは光も空気も通すので論外。

 
3.イタリア産を信じてはいけない。
→オリーブオイルといえばイタリア産というイメージがあるかもしれないがイタリアは生産者、業界、政府、マフィアなどがグルになって不正が常態化している。まともなオイルは少ないくらい。ちなみにスペインやギリシャなどの主要生産国も似たりよったり。逆に旧勢力を追いかける、オリーブ新興国のアメリカ、オーストラリア、チリ産のオイルは、比較的良質のものが多いらしい。

 
4.エキストラバージンという言葉に騙されるな。
→日本ではエキストラバージンオリーブオイルでないオイルのラベルにエキストラバージンオリーブオイルと記載しても罰する法律が無い。つまり書いたもん勝ち。この話しは以前、聞いたときショックでした。安もんの欠陥オイルを外国から輸入して立派なラベルに「エキストラ」って書いたら、普通消費者は信じてしまう。

 
 
ここまで聞くと、なんかオリーブオイルなんて買ってらんないよ、と思ってしまう。そして、じゃあどうやったらいいオイルを買えるのかだけど、味見できるお店なら味見してから買うこと、味見できないなら小瓶を買って味をチェックしてから大瓶を買ったらどうかというのが多田さんの提案だった。

 
だけど、1つ心配があると思う。味見したら分かるのかということ。

 
僕は、この仕事をするようになって、がんばって少し高いオイルも買ってみているのだけど、いいオイルとそうでもないオイルは舐めたら全く違う。そして、いいオイルの条件の1つに新鮮であることというのがあるのだけど、そういう意味でも小豆島産の真面目な生産者(や企業)で作られた搾りたてのオイルは、コロッと美味しいのが、はっきりと分かる。小豆島産だから全てがいいものではないのが残念だけど、ちゃんとした品質のオイルに一度当たれば、次からは舌が覚えているので自分で、いいオイルを探せるようになるのではないかと思う。ただし、いいオイルでも好き好きはあるので、自分が好きないいオイルを見つけるまで、時間とお金を掛けて探さなくてはいけないかもしれない。

 
小豆島のどこのオイルが良くて、どこのオイルがダメかといったことを書くと、当たり障りがとてもあるので、恐ろしくて書けない(苦笑)

 
何年かして搾油機を買うことができたら、僕もオイルを搾ります。そのオイルは、ちゃんとした真面目ないいオイルになるはずなので、期待して待っていてください。

 
 
 

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