山田オリーブ園 国内で初めてオリーブの有機栽培に成功しました。

2020年小豆島の盛夏

2020小豆島の夏

 梅雨明けからおよそ2週間、畑仕事のピークに忙殺されている。梅雨が残していった土壌の水分をぐんぐん吸い上げ真夏の日差しに照らされた下草たちがすごい勢いで伸びていく。刈っても刈ってもまた生えてくる草刈り地獄。20の畑を1日に1つずつ刈っていくが全部が終わって最初の畑に戻るとすっかり元通り。賽の河原状態草ボーボー状態。オリーブアナアキゾウムシも今朝で367匹目を捕獲。昨年1年間で捕獲したゾウムシの数を既に100匹以上越えて増え続けている異常事態。有機栽培のオリーブ農家にとって今頃の季節が一番キツイ。ひとり畑で草を刈りながら弱音を吐く。夕方のビールのことだけを想像しながら目の前の仕事を1つ1つ片づけていく。

 

 そうは言っても来週からは有機JASの検査、講演会、収穫アルバイトの採用と待ったなしの行事が続く。ゾウムシだけは何とか凌いで、草刈りそろそろ終わらせないと。夏の太陽は人間を痛めつけるのに十分な殺傷能力を持っている。夏ってこんなに暑かったっけ。クーラーが効いた部屋で仕事をしていた頃が、夏は懐かしくなる。

 

 

 

 

 

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