山田オリーブ園 国内で初めてオリーブの有機栽培に成功しました。

ネコのような暮らし

リラックスしきったクロネコ

ネコってすごいな、とホントそう思う。もう本能のまま食べて寝て遊んでゴロゴロしてるだけ。たまに喧嘩したりにしているけど、基本的にマジメにガンバロウみたいところから一番遠いところで生きている。まあネコにはネコにしか分からない苦労もあるのかもしれんけど。

 

僕は相変わらずコロナから遠いオリーブ畑で暮らしているのだけど、うちのネコと違って少し考えたことがあったので書いてみる。

 

僕は社会人になって20年間会社で働いた後に、個人事業主として農家になって10年間仕事をしているけど、会社員と個人事業の間には大きな違いが3つくらいあると思っている。

 

1つ 会社員と違って個人事業主は誰からも命令されない。

命令されないし、叱られないし、誉められもしない。文句を言われたり、怒られたり、嫌われたり、好かれたり、バカにされたり、羨ましがられたりするけど、上司的な人に何かを言われることがなくなる。

 

2つ 会社員と違って個人事業主は働く時間を自由に決められる。

平日の昼間でも酒が飲みたければ飲めばいい。誰からも何も言われないので、仕事はしてもいいししなくてもいい。そもそも特に一人で農業とかしていると曜日を意識することが年々減っていく。いつ休んでも構わないけど、土日だからって休むかどうかは自分で決めなくてはいけない。

 

3つ 会社員と違って個人事業主は何らかの価値を生み出さないとお金がもらえない。

オリーブ農家ならオリーブを育ててオリーブオイルを売らないとお金は稼げない。一生懸命働こうが、適当に働こうが何せ誰かがお金を出したくなる何かを生み出さないと一銭もお金は手に入らない。

 

 

で、何を思いついたかと言うと、コロナのことがあり、一部のサラリーマンは自宅で仕事をしているらしい。リモートワークというらしいが、まあパソコンに向かって仕事をすることができる業種は、わざわざ会社に行かないで自宅で仕事をすればいいということだろう。そういう働きかたが今回のことがキッカケで分かってくるとコロナの流行が終わっても、働き方が変わってくるだろうなと思っている。

 

どう変わるか。

 

まずは先ほどの2つめ、会社員であっても働く時間をある程度自由に決めることができるようになる。つまり、時間と場所に縛られないので、仕事の成果さえ出すことができれば、いつどれくらいの時間仕事をしたってしなくたって構わないということになる。例えば夜型の人は夜にやればいいし、釣りが好きな人は魚が釣れる時間以外に仕事をすればいいし、何だったら魚を釣りながらパソコンで仕事をしていたっていい。

 

そう。

 

時間と場所を縛られない会社員は、限りなく個人事業主に似てくる。単に個人事業主の成果はお金で測られることが多くて分かりやすいだけの違い。ただし、会社には会社の考え方や価値観があるので、お金を個人事業主みたいに好き勝手にやりたいことをやって稼ぐのではなく、どんなことで稼ぐのかというテーマと会社独自のルール的な制限はあるとしても。

 

でも、そうなってくると、会社としては成果を生み出した結果にはお金を払うけど、がんばっているけど成果が出ない場合にはお金は払いたくないということになる。まあ、常に成果を出し続けるのが難しくても一定に収入を給料として保障するという制度くらいは残すのかもしれないけど。

 

全ての会社や仕事が、そうなるとまでは言えないけど、これまでのように、ただ会社のデスクに座り仕事をしているふりだけをしていたオジサンたちの居場所が、どんどん減っていく。

 

「拘束時間 ≠ 決められた場所 ≠ 仕事」という考えが普通のことになる。

 

月曜日から金曜日は毎日、都会に住む何千万人という人が朝になったら何時間も掛けて満員電車乗って会社を目指し、日中は働いて夜になったらまた電車に乗って郊外の自宅に帰るということを何十年も繰り返していたという昭和から平成に掛けての風習が懐かしく思い出される時代への転換点になるかどうか。

 

そんな働き方ができるのであれば、いつの日か会社員に戻ってもいいかと思えなくもない。冬の農閑期限定とか、テーマ限定ワークのリモート会社員なんていうのができてきたらいいなと思う。

 

会社員と個人事業主の境目がどんどんなくなっていく未来が楽しみ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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