アーモンドの果肉は酸っぱいキュウリ味
アーモンドの実をモモチョッキリゾウムシに食べられるので途方に暮れているという記事を書いたら同じ島に住む虫好きの少年が大量に捕獲しにきてくれる。
この赤銅色の鼻が長い虫がアーモンドの実を毎年全滅させてしまうモモチョッキリゾウムシ。
その少年は飼うらしい。オリーブアナアキゾウムシを飼っている僕は彼に親近感を覚える。
虫好きは虫博士になる以外に有機農家になるという選択もあるということを知ってほしい。
しかし、虫好きの少年も忙しいので毎日捕りにくる訳にもいかず、アーモンド全滅問題は解決されない。
facebookの記事の中にアーモンドの果実は食べれるというのを発見する。
アーモンドナッツは果実の種の胚の部分なのだが、種の回りの実も海外のどこかの道端で塩を振って売っているらしい。
これ食べれるのだろうか。
ゾウムシに食べられる前に人間が食べてしまえばいい。
ということで食べれるかどうか試してみる。
畑でかじってみると表皮の細い毛が、もじょもじょして気持ち悪い。
自宅に持ち帰って皮を剥く。
ヨルダンでアーモンドの果肉を食べました。剥かないでそのまま食べろと言われました。ホシャホシャとした食感で、味もあまりなく、何のために種ができる前に食べるのか不明??
アーモンドの緑果の味に日本人は馴染んでいないので特有の味なのか、歯ざわりなのか惹きつける何かが分からないだけかもしれませんが、食べれなくはないけど美味しい感じはしませんでした。