山田オリーブ園 国内で初めてオリーブの有機栽培に成功しました。

トマトの開花とバジルの双葉

トマトの花

トマトの一番花が咲き始めた。

 

バジル

今年はトマトと一緒にバジルのタネも蒔いてみた。

 

 トマトと一緒にバジルを育てるとバジルが水分を吸ってトマトが甘くなるらしい。うちにはオリーブオイルが沢山あるので、オリーブオイルとトマトとバジルがあれば間違いなく美味しい料理が作れそう。

 

 オリーブのように販売することを目的に栽培している農作物とは別に、自家消費するであろうこういった野菜類も、多くはないが適当に育てている。適当というのは、優先順位の違いという意味で、オリーブやベルガモットの世話は何よりも優先するが、トマトとバジルの世話は余った時間に、ついでにやったりやらなかったりしている。ちなみに有機栽培の畑なのでオリーブと同じく農薬などは使えないから、虫にどんどん食べられてしまう葉物野菜などには手が出せない。虫がそもそもあまり食わないクセがあるバジルなどの野菜やミニトマトのようにそもそも生命力が強く勝手に育ってくれるものに、必然限られてくる。

 

 とにかく手間を最小化して自然に任せ、収穫できたらラッキーというスタンス。つまり限りなく自然栽培に近づいていく。有機栽培と自然栽培の違いは少々込み入っているので省略するが、とにかくオリーブの木を間伐して空いたスペースに適当に種をばらまくだけ。雨が降って日が当たって土が合えば自然に芽が出て育つものは育ち育たないものは消えていく。 

 

 と、無頼を気取っているけど、やはりバジルの柔らかそうな小さな双葉を見ていると周りの雑草を抜きたくなるし、トマトが育ってくると芽かきをしたり支柱を立てたくなる。まあ、それが人間の自然な感情なので、それはそれで構わない。そして、何とか育ってくれた実や葉を人間が食べるこの感じが性に合っている。そういった人間の自然な感情と働きまで含めて自然栽培というらしいが。

 

 お金をもらえる専門性と生産性が求められる農業という仕事と、植物を育ててその恵みを食べる園芸としての趣味は、一見同じようで実は違う。テレビなんかで突然田舎にやってきたタレントに野菜を振るまう第一村人は農家ではなく畑仕事を楽しんでいるご老人で、本職の農家は事前にアポがないと困ると思う。オフィスにふらりとやってきて商品を振るまってくれるサラリーマンもいない訳ではないと思うが。

 

 まだ言葉にならないけど、植物と一緒の暮らしを楽しむことと、植物を育てて職業にすることの間にある深い溝を埋める手立てがないものか、ずっと考えている。他の農家はそんなこと、とっくに解決してしまっているのだろうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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