ミツバチが死んでいる
巣箱の前にミツバチが転がっている。
そっと触ると1匹は痙攣してまだ生きてる。もう1匹は全く動かないので多分死んでる。
嫌な予感がしたので、巣箱の底板を抜いてみる。
30匹ほど痙攣したり死んだりしたり。これ以上増えないといいけど最悪は巣箱ごと全滅もあるかも。
ここ数日、暖かくなったのでミツバチたちも起きだして蜜を集めにいっていた。
蜜源となる花に、たぶんネオニコチノイド系の農薬が使われた可能性が高い。
ヨーロッパではミツバチが死んだり人体への影響もあるとして使用が禁止され始めたネオニコチノイド系の農薬だけど、世界で一番農薬を使う日本では使い放題。
ちなみにオリーブには有機リン系の農薬を1年に1回、ネオニコチノイド系の農薬が1年に2回使うことが推奨されている。
農作物を守るために虫を殺すのが農薬なのでミツバチが死ぬのは当たり前だし、それの何が問題なんだというのが日本の現状。
このあたりを批判すると、田舎で農業しにくくなるので声を上げにくいのだけど。
まあヨソサマの畑の農作物に勝手に蜜を集めに行ったミツバチが農薬に当たって死んだからといって文句を言われる筋合いはない、というのが今の日本の常識。
しかし、その常識もゆっくりと少しずつでもいいから変えていけたらいいな、と思っている。
自分にできることは、オリーブを農薬使わず育てること、それだけ。
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