山田オリーブ園 国内で初めてオリーブの有機栽培に成功しました。

琵琶湖の西岸にて

琵琶湖

小豆島から眺める瀬戸内海ではなく、昨日行った琵琶湖の景色。最初の印象は月並みだけど琵琶湖デカッとなる。というも対岸までの距離が、小豆島から四国を眺めている距離感より遠い。

 

小豆島から瀬戸内海

帰ってきたら、いつもの景色。対岸のさぬき市までの距離は10数キロ。昨日の琵琶湖の西岸から東岸までは測ってみたら20kmくらいと2倍だった。

 

僕は毎日幅10kmの瀬戸内海を眺めて暮らしているので、琵琶湖の湖岸に立つと、そのでかさに圧倒されてしまう。

 

昨日は、滋賀県の高島市というところに初めて行ってオリーブの話しをしてきた。市役所主導でオリーブの産地化の話しが始まっていて、興味を持った市民の人たちが聞きにきていた。

 

僕は、国内でオリーブ栽培を拡大していった方がいいとも思っていないし、逆にライバルが増えるから拡大しない方がいいとも思っていない。完全にフラット。誰かがオリーブを農業として取り組むかどうかということに、特に関心はない。そういう立場なので、僕のできることは、オリーブ栽培の実際のところを誇張も卑下もせず、できるだけそのまま伝えること。できたと思うが実際どうだろう。

 

話しはフラットのつもりだけど、僕自身の立ち位置的に、どうしても話しを聞きに来て迷っている人たちを応援したくなる。話しをしてくれと依頼してきた自治体の人たちではなく。それはオリーブ栽培始めましょうという応援ではなくて、何をするにせよ、最後に選択して行動するのは自分の意思だと思うから。最初は支援されているような気になっても時間が経てば、たぶん孤立無援になる。そんなときに、僕の周りの大人たちは騙されたという。もし、負け犬という言葉を定義するとすれば、失敗を他人のせいにした瞬間そんな風情になる。失敗しても自分の意思で行動してうまくいかなかっただけだと思っている人は負け犬の顔をしていない。ぺろりと舌を出して少し笑っていたりしている。

 

僕は、失敗ばっかりしているのに、そういう負け犬の顔をしていない大人になりたい。

 

別に失敗したい訳でもないけど。

 

 

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