山田オリーブ園 国内で初めてオリーブの有機栽培に成功しました。

2030年に向けての近況報告

小豆島窓辺の風景 桜開花

2022.3.30 06:38 事務室の窓から。

 

桜が咲き始めていた。この桜が散れば今年も朝の見回りが再開する。コロナが始まる前だから2年ほど前になるが農家になって10年目の2020年にやりたいことを2つ考えていた。

 

2030年に向けて(2020.1.20)

 

 

ブログの一部抜粋

「もう1つは小豆島から出ること。オリーブを育てる場所を島に限定しないで最適な畑を探し直してみようかと思う。オリーブオイルの風味を決める要素はいくつかあるけど、その中でもどんな畑で育てるかということがとても大切。であれば身軽な個人農家だからこそ、フットワーク軽くオリーブを育てる新しい畑をまっさらな状態で探してみる。ただし、今の小豆島の畑はそのままこれまで通り一番最初の畑として続けていく。小豆島のオリーブ畑を1号園として、新天地の2号園を探す。どうやって何を条件に探すのか?小豆島の畑の栽培管理と新しい場所での栽培管理の体制をどうするのか?新しい畑に植える品種はどうするのか?お金をどうするか?・・・多分、新しい場所を見つけるのに1~2年。そこに苗木を植えて最初に搾油ができるのが5年後。収穫量が増えて生産が安定するまで3年。全部でおよそ10年。今年は2030年の目標に向けての1年目ということになる。10年後は62歳、息子は大学を卒業して社会人として自立する頃。ということで、まずは国内でオリーブの有機栽培農家に畑を貸してくれる方を探します。農地としては元々ブドウを育てていたような雨が少なめな地域で、日当たり水はけが良く、できれば潅水設備がある30a以上くらいの畑どなかた貸してください。」

 

 

 

この2020年から本の出版と島外の畑探しを始めた。途中経過としては、本は書けたけど畑探しは苦戦している。でも最近、信頼できる人の紹介で島外の新しい畑探しが進み始めた。まだどうなるか分からないけどうまくいったらいいと思う。

 

 

 

 

“2030年に向けての近況報告” への2件のフィードバック

  1. 私の地元、岡山県倉敷市で農地借りたい人貸したい人を市役所が斡旋するらしいと親から聞きました。晴れの国岡山の中でも降水量が少ないところなのでオリーブ栽培がしやすいのではないでしょうか?県外の人でも対応してくれるのか分かりませんがご参考ください。

    • 県ごとに農地中間管理機構という農地の貸し借りをバックアップする機関が設置されているのでそのことかもしれません。まずは地元の香川県あたりから始めて将来的には岡山や愛媛も視野に入れて行こうかと思います。

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