山田オリーブ園 国内で初めてオリーブの有機栽培に成功しました。

オリーブアナアキゾウムシの幼虫が樹の中からポロポロ

 
引き継いだオリーブ畑で今日は作業。
 
1年以上、人の手が入らず放置されたオリーブの木はオリーブアナアキゾウムシの幼虫に食い荒らされ枯れる。小豆島は国内で最もオリーブ密度が高いため、オリーブアナアキゾウムシの密度も比例して特に高いかもしれない。
 
通常は、ゾウムシの幼虫が樹の中を食べて排出さらるオガクズを目印にドライバーで1匹ずつ掻きだすが、枯れる寸前までいった木は一気に鉈で樹皮を剥いで、幼虫を掘り出すことにする。その動画。
 
茶色に変色したところが幼虫に食害された部分。白い芋虫がゾウムシの幼虫。樹をどういう風に食い進んでいくのかが目の当たりにできる興味深いサンプルだった。
 
この樹齢20年ほどで、円周50cmくらいのミッションの中にいた幼虫は50匹くらい。まあこんなだけ食われたら枯れるだろうな。ちなみに、この鉈で掻きだすという方法は樹が枯れるのはヤムナシ。この樹を回復させることより、この樹からどんどん幼虫が羽化して周辺に拡散していくのを止めることを優先させる荒業。
 
 

 

 

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