山田オリーブ園 国内で初めてオリーブの有機栽培に成功しました。

ゾウムシの幼虫を捕まえるのに便利な道具・ヨガマット

オリーブアナアキゾウムシの幼虫を掘り出すシート

 

桜が散って気温が徐々に上がり始めるとオリーブアナアキゾウムシの幼虫が活性化してくる。オガクズ状の糞を目印に幼虫をドライバーで掻きだすのだがゾウムシの幼虫はカンタンに掻きだせるときと、そうそうカンタンには掻きだせないときがある。そこで大切なのは、なかなか掻きだせなくてもあきらめないこと。そのままにしておくと幼虫は木を食い荒らし丸々と太って羽化して成虫になって卵をどんどん産んで沢山の木がどんどん弱っていく。あきらめず腰を据えて鼻歌でも歌いながらじっくりゾウムシの幼虫を探すこと。

 

そこで活躍するのが、嫁さんが買ったままにして使っているのを見たことがない青いヨガマット。オリーブの木の根元に敷いたら、うつぶせになってゆっくりのんびりゾウムシの幼虫の行き先を掘り進めていく。気持ちいい風に吹かれながら掘り進めていくと必ず白くて丸々したゾウムシの幼虫のお尻が見えてくる。推理力がモノを言うゾウムシの幼虫探しは畑仕事の楽しみの1つ。

 

ちなみに幼虫を掻きだすときの手元を撮影してみた。これはあっという間に見つかるパターン。基本的な捕獲の方法はこの動画で分かります。実際はもう少し時間が掛かることが多いけど。

 
大切なのは捕った後に、オガクズの糞をきれいに掃除して次に備えること。
 
 

 

 

 

 

“ゾウムシの幼虫を捕まえるのに便利な道具・ヨガマット” への2件のフィードバック

  1. はじめまして。
    ゾウムシの記事を楽しく読ませていただきました。

    ゾウムシさん手ごわいっすね・・・

    ゾウムシさんは光に集まる習性があるようです。
    よろしければ
    shukamechiru_shiryou_201703.pdf
    を検索してみてくださいね。
    いろいろ参考になるかと思います。

    その他には炭ヒーリングシートや植物用のパネルヒーターなどどうでしょうか?

    お役に立てれば幸いです。

    • 栗の害虫クリシギゾウムシ対策色々やってて面白いですね。熱、電気、ペットボトルトラップ、粘着シート、LED、フェロモンなどオリーブアナアキゾウムシでも試してみましたがクリシギゾウムシ同様、どれも失敗に終わりました。さて何かないものか次を考えないといけません。

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