山田オリーブ園 国内で初めてオリーブの有機栽培に成功しました。

努力、能力、技術、人柄、運はそれほど重要ではない

小豆島産有機ベルガモット

ベルガモットとレモンの出荷が続く。

 

これまではオリーブオイルの出荷が終わると冬は完全にオフになっていたのだが去年あたりから柑橘類の出荷ができるようなった。

 

今後もオリーブ栽培がメインになるけど、それ以外の農産物を少しづつ増やしていきたい。というのも年によって気候が激しく変わってしまうということを思い知らされているから。

 

サラリーマンだった頃は雨が降っても傘を持っていくかどうかくらい。夏暑ければビールが旨いし、雪が多い年はスキーにでも行こうか、という程度で給料とは関係がなかった。

 

しかし、農家になると毎日の天気、その年の季節ごとの降雨量や気温などがオリーブの収穫量に影響しそのまま収入に直結する。

 

サラリーマンは、だいたい努力、能力、技術、人柄、運そして健康状態あたりで収入や出世は決まっていたような気がするが、今の僕の仕事は7割が天候、2割が健康、その他1割で1年の収入が決まる感じ。ハウス栽培なんかはここまでじゃないかもしれないけど、潅水設備がない離島の小さい畑で有機農家なんてやってると、どれだけがんばっても、お天道様のなされるがまま。祈るしかない。祈りが通じるとも思えないが祈ることしかできない心境になることが度々ある。

 

しかも、ここのところ天候が極端なことが多くお天道様も荒れている。これが地球温暖化というやつなのだろうか。

 

きみ今年はあんまり仕事がんばらなかったから給料ナシねと上司から言われたことはないけど、天候不良でオリーブの実が生らなかったから今年の売上ナシね、は普通にある。こんなにがんばったのに!と怒っても全く意味がない。そもそも話しを聞いてくれる上司もいない。恐ろしい。

 

なので、保険として色々な農産物を試している。うまく育てられなかったり、育てられても売れなかったりで、ほとんど畑の肥やしにしかならないのだが、オリーブ以外へのチャレンジは、祈っているだけよりはだいぶマシな気がする。

 

サラリーマンに未練はないが、

たまに人間から、

がんばったとか、

がんばってないとか、

何でもいいから言われたいと思うことがある。

 

 

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