山田オリーブ園 国内で初めてオリーブの有機栽培に成功しました。

夏野菜の王様はミニトマト

ミニトマト・オリーブ畑

夏の朝食。

 

毎朝の日課である見回りの最後はこのミニトマトが植わっている妙見さんの畑。

 

真っ赤に色づいている果実をもいで口に放り込む。パリッと歯ごたえがある皮を噛むとトマトの濃い果汁が口に広がる。

 

水もやらない、肥料もやらない、草も抜かない、本当の自然放置栽培。生り始めの頃こそ、カラスや野鳥と人間の取り合いになるけど、島のいたるところにトマトが生り始める今頃になると、鳥もトマトの生産力に負けて食べきれず人間が食べる分も残り始める。

 

甘くて、旨いトマトを枝から離す瞬間に広がる独特の匂いだけで、口に唾がどっと出る。雨が降らなくなって渇いた畑に実ったトマトの何て甘いこと。

 

もし、食料難の時代が来たら夏野菜の王様は絶対にトマトだと思う。栄養があって美味しくて簡単に育つミニトマト。

 

ミニトマトに比べると、日本でオリーブを育てるなんて、なんて手間の掛かることをやってるんだか、自分の仕事が無謀にすら思えてくる。

 

 

 

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