台風が教えてくれる普段忘れている根のこと
台風10号による倒木や防獣柵の倒壊などの後片付けが、ひと段落。
何本かの成木は、一人では持ち上がらず、人手が見つかるまではいったん放置。
やはり、倒れるのは根と地上部のバランスが取れていない若木が多い。若木でも根がしっかり張って倒れないものもあり、根が弱く倒れるものもある。
何にせよ、ガチガチの支柱でふらふらひょろひょろとバランスの悪い若木を立たせるのでなく、土をしっかり育てて、根こそ育てる仕事をしなくてはいけない。
根が育っていないのに、肥料をどんどん入れて、枝葉だけ大きくしようとすることへの警告。
根が弱い木は、その根が支えられるくらいまで枝葉を人間が切ってやらないといけない。
台風というのは、そういう根本的な人間が植物を育てるということを思い出させてくれる。
さあ、台風が去って、何かの瞬間に秋の気配を感じるようになってきた。今のうちにできることをやらなきゃね。
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