山田オリーブ園 国内で初めてオリーブの有機栽培に成功しました。

~品種編~2022年に収穫量が減った原因と今後について

オリーブ ルッカ種

今年の収穫量は減ってはいるが、品種によって収穫量の違いが出ている。とても減った品種、少し減った品種、逆に増えた品種など。

 

原因は分からないけど品種によって気候の影響のされ方に差が出た。

 

原因を特定できたとは言えないし、特定できても気候を予測することはできないし、もちろんコントロールすることはできない。しかし、そんなときでも手はある。投資と同じでリスク分散。同じ品種ばかり栽培するのは危険なので複数品種をバランスよく栽培していくことで、ある程度気候リスクに対応できる。

 

うちでは、小豆島で昔から栽培されてきたミッション種やルッカ種が占める割合が大きいし、新しい三豊の農場もミッション種が多い。ということは、今後は香川県農登録品種香オリやイタリアやスペインで栽培が盛んな品種などの栽培割合を増やしていく必要がある。

 

更にもう一歩視野を広げると、気候環境が違う地域でのオリーブ栽培の進出や、オリーブ以外に果樹栽培なども本格的に始めることも考える時期にきているのかもしれない。

 

今年の収穫量減は会社員を辞め小豆島に移住して農家になって13年目にして最も厳しい経験になっているけど、その分これからどうしていくか考えていく転機にしようと思う。

 

 

 

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