移植のときに根回りの土を落とすな!
この春に移植した全ての木から、新芽が出た。うれしい。根がほとんど無かったこの木だけは厳しいかもと思っていたが何とか復活した。新芽の下にある移植した後に枯れた新芽が苦闘を物語っている。
全ての木から新芽が出て根が張ったことが分かったので移植に関しての忘れてはいけないことを書いておきたい。
たった一つの教訓
「根回りの土を落とすな!」
この一言に尽きる。
ちなみに、この枯れかけた最後の一本は4月の中旬に植えている。もともと植えたときに根の量が少なかったこともあるが扱いも荒かったせいか根回りの土がほとんど落ちてしまった。白いひ弱な根が見えていた。しかし、その根が復活したのではないと思われる。何故なら同じ時期に植えた太木挿しからも新芽が出ているから。太木挿しとは5センチくらいの太さの幹を植えたものだから、もちろん根はない。根が無いものですら4ヶ月あれば根が生えて新芽が出る。
今回の81本の移植で枯れかけた木に共通することは根回りの土を少なからず落としたこと。大きな木も緑枝挿しのような小さな木も同じこと。
話しを聞いてみると、根の周りの土が落ちると、根の細根が傷つき死んでしまうらしい。つまり次の細根が生えてくるまでオリーブは水分を吸えなくなるので、その間に枯れてしまうことがあるとのこと。
ネットの情報などでは、土を落として根をほぐしたりカットすることを勧めるものなどがあるがあれは間違い。根回りの土は落とすな。
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