山田オリーブ園 国内で初めてオリーブの有機栽培に成功しました。

2021オリーブ栽培研修会in小豆島を開催しました。

昨日からYouTubeの動画が消えてしまったのか消えてないけどアクセスできないだけなのか分からないけど、このままpcの前でジタバタしていても仕方がないので、ひとまず畑に戻って草刈りに励む。何にせよ草がガンガン伸びてきていくつかの畑で収拾がつかなくなってきているので。こういうときはイライラせず静かな心で少しずつ解決に向かうべきだし、最悪復旧できない場合はできないなりに、そこからもう一度やりなおす覚悟だけはしておく。

 

動画は上げれないので解消するまではブログに戻る。

 

まずは先日、開催したオリーブ栽培研修会について。

 

オリーブ栽培研修in小豆島by山田オリーブ園

搾油所の畑にて。実が生る枝とそうじゃない枝の剪定の話など。

 

オリーブ栽培研修in小豆島by山田オリーブ園

妙見さんの畑にて。品種のことや草生栽培の良し悪し。

 

オリーブ栽培研修in小豆島by山田オリーブ園

寒霞渓を見上げる畑にて。田んぼにオリーブを植えたらどうなるか。

 

オリーブ栽培研修in小豆島by山田オリーブ園

海が見える直売所にて。販売のことオリーブ業界のこと。

 

昨年のコロナ騒動以来ずっとできていなかったオリーブ栽培研修を1年ぶりに開催。今回の参加者は北陸から視察にきた南さん一行。とても熱心に次から次へ質問が飛び出し有意義な時間になったと思う。

 

オリーブ栽培といっても、そのゴールはひとそれぞれ。僕の最初のゴールは、オリーブの専業農家なってこれだけで食えるようになることだった。別にゴールは何でもいいと思う。兼業でオリーブも農産物の1つとして加えたいであっても、レストランで使うオリーブオイルを自分で育てたいでも、定年後の趣味と実益を兼ねてオリーブでお小遣いを稼ぎたいでも、街おこしのテーマにしたいでも。

 

しかし、始めるときに、ひとまずどのあたりを当面のゴールとして設定しているのかは決めておいたほうがいいと思うし、そもそもそのゴールまでの道筋とその道筋の実現は可能そうかくらいは分かっておいたほうがいい。

 

いけそうかどうか、何が問題になりそうか、そういう実際のところは、実際の現場に行って現場のプレイヤーに聞くしか僕はないと思う。ネットや本では分からないけど、現場に足を運んで、そこで実際のオリーブの木とそれを育てている人間の声を聞くだけで感覚的に分かることがある。

 

今回参加した方からお手紙いただいたので許可をいただいてそのまま掲載させてもらいます。

 

 

山田オリーブ園・山田典章さま
研修ありがとうございました。

オリーブの品種、栽培の要点、栽培環境など
現場を確認しながら
分かりやすく教えていただきました。
感謝しています。

今回の視察研修で私たちにとって最も大きな収穫は、
私たちがこれから何度も壁に当たるだろうことがわかった、
ということです。
これは、実際に山田さんのオリーブ園を観察させてもらった上での
全員の一致した意見でした。

私たちの土地はどちらかといえば湿潤で冬には雪が降ります。
小豆島の天候などを山田さんに聞いて、ずいぶん違うなと思いました。
それでも私たちの土地の近くで回りを見渡せば、オリーブが育っている場所があります。
しかしそれは、観賞レベル、個人で楽しむレベルであって
数百本、数千本育て「同じ品質で同じ量を毎年、安定的に収穫する」レベルではありません。

数本のオリーブを育てる技術と
地域としてオリーブを栽培、収穫、出荷、加工する技術は全く違う
と考えて間違いはないと思います。

米づくりで考えればわかりやすいかと思います。
里山の小さな棚田にみんなで手植して収穫を楽しむのと、
10ヘクタールにトラクターなど1000万円以上の投資をして米をつくるのが違うのと同様です。
1年ごとにやり直せる米でさえ、
50年で50回しか試行錯誤できません。
一生かけて50パターン。
米づくりは千年分の知見があり、全国で少なくとも数万人が栽培、
ほとんどの都道府県に栽培試験場があり専門の営農指導員がいます。

オリーブはどうでしょう。
植えてみて、成否がわかるのが数年後、下手をすれば10年後です。
専門の指導員も米づくりほどではありません。
米づくりより難しいかもしれない、覚悟が必要だと思いました。

試験栽培をしたうえで、果樹の専門家の意見を求めていた私たちが
研修先に山田さんのオリーブ園を選んだのは
山田さんが有機農法をしていて、
植物の個性と土の状態、自然環境を理解しながら栽培法を確立していると思ったからです。
つまり、
植物が成長することの意味を、肥料や防虫剤の量でなく、
観察により理解されているのではないかと思いました。(その勘は当たっていましたが)

これから栽培を考えている方々は
実際の栽培現場を見て、考え方を固めてからでないと大変だと思います。
軌道修正が難しいからです。
ただ、その難しさがオリーブ栽培の優位性を創り出すかもしれません。

オリーブ栽培が簡単なものだとしたら、
10年後に全く儲からない栽培種となります。
だれにでもできるということになるからです。
それは米づくりが証明しています。

わたしたちはその優位性の可能性を追求しようと思っています。
くじけそうになったら、山田さんのオリーブ園にまた修行にいこうと思います。
迷惑がられると思いますが…

 

 

僕の感想。うまくいくかどうかはやってみないと分からないけど、やったことがないことに挑戦しようとするおじさんはかっこいい。口ばっかりで自分では何もしないおじさんはかっこわるい。

 

 

“2021オリーブ栽培研修会in小豆島を開催しました。” への2件のフィードバック

  1. とても有意義な研修でした。心から感謝いたします。

    おかげ様で、課題が明らかになってきて、土地と環境にあった栽培方法を模索していくことになりそうです。チャレンジのしがいがあります。木と会話できるようにデータとりながら観察していきます!
    香り高いオイルができよう挫けずがんばります。

    オイル心底感激しました。ベルガモットフレーバーも!

    • 南さん こちらこそ遠いところお越しいただきありがとうございました。そして何より熱心にオリーブの話し聞いてもらってうれしかったです。オリーブの木が大きく育ち沢山実が収穫できることを一緒に願っています。いつか畑とお店に伺うのが楽しみです。

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