山田オリーブ園 国内で初めてオリーブの有機栽培に成功しました。

チンギスハンとのこと

久しぶりに本を読む。北方チンギス紀の7巻。チンギスハンがモンゴル族を平定する戦いに勝機が見えた翌日の書き出し「風が吹いている。旗が鳴っていた。草原の夜に消えたタルグダイは、朝になっても戻らなかった。」ゾクゾクする。なんでも占い関係の業界では世界は風の時代に入ったらしい。前回の風の時代は13世紀にチンギスハンがモンゴル帝国を建国したあたりの時代らしい。知らんけど。

 

ちなみに少々大げさだけど人生の転機的な本は高校生の時に読んだ井上靖先生の「上天より命(みこと)ありて生まれたる蒼き狼ありき」世界最大の帝国を築いたチンギスハンの生涯を描いた蒼き狼だった。この本に衝撃を受け、チンギスハンになろうとは思わずチンギスハンがいた国に行きたいという比較的妥当な夢を持つ。でも九州の田舎の子どもにはチンギスハンになるのもチンギスハンがいた国に行くのも同じくらい夢のような話しだった。そんなとき、たまたま教室の後ろに積まれていた古い蛍雪時代に書かれたモンゴルで何かしらの研究を岡山大学の農学部でしているらしいという一文を見つけ岡山へ。

 

内モンゴル自治区で大豆を育てる

大学に入って何とか教授にお願いしてモンゴルに調査要員として連れて行ってもらえたが、そこはモンゴルでも中国領の内モンゴル自治区だった。塩害で完全に砂漠化したゴビ砂漠に大豆を植えるべく毎日、土壌調査という名目でひたすら穴を掘って土を採集する。

 

1980年代の中国内モンゴル自治区

先生方はどっか涼しくて青島ビールとかがある場所に行ってしまい僕は穴を掘り続ける日々。なんか違う、ここにチンギスハンはいない。唯一の楽しみは砂漠で一人穴を掘る日本人をからかいにくる農家の子どもたち。

 

1987年直島での最初のチャレンジザサマーキャンプ

身体の穴という穴から黄色い砂が入ってくる過酷な穴掘りばかりの農業から瀬戸内海の離島、直島での子どもたちのキャンプ体験へ。蝉の羽化を初めて見る子どもたちへ虫の面白さを滔々と語る。そして、そのままそのキャンプをやっている会社に入ったはいいが東京へ行かされ虫も子どももいない日々が続き瀬戸内海に戻ることを決心。

 

オリーブアナアキゾウムシを探す

 

瀬戸内海の離島に戻り、そこから更に10年一人農業と虫捕りを再開して、休憩時間に北方謙三師匠のチンギス紀モンゴル統一を読む。

 

10代で蒼き狼に出会ってからいつの間に50代。だいぶ時間は経ったが、なんだか同じようなところをぐるぐる回っている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前の記事へ

«

次の記事へ

»

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です