虫を食べる最強のコンパニオンプランツ編
「小豆島の有機オリーブ農家がおススメするオリーブのコンパニオンプランツ」という記事を書いた。
オリーブと一緒に育てることで、オリーブの成長を促進したり害虫から木を守ったりしてくれる植物(コンパニオンプランツ)を探して試行錯誤した記事。
コンパニオンプランツが農産物を害虫から守るというのはどういうことかというと
①コンパニオンプランツが②害虫の天敵つまり益虫(カマキリ)を引き寄せて③その益虫が害虫(バッタ)を食べる、という図式。
で、過去にもっと手っ取り早い方法を思いついて試したことがあった。
つまり①コンパニオンプランツが益虫を介さずに③害虫(バッタ)を食べる、という図式。
ズバリコレ!食虫植物ハエトリソウ。
ほっといてもゾウムシが自分から捕まりにいかないので、ここは申し訳ないけど、強引に捕まえさせる。
さあ、ハエトリソウゾウムシをがっちり捕まえた。このままじわじわ消化してしまうか、もしくはゾウムシ脱出できるか?わくわくが止まらない。
翌朝。捕まえたところからいなくなっている。ゾウムシの体分の膨らみがない。
鉢の上はがっちり網が掛かっていたので外には逃げてない。こんなに濡れた土にはもぐらないはず。一晩で消化されてしまったとは考えにくい。どこいった?
いた!カードの裏で静かに懸垂姿勢。さすがオリーブアナアキゾウムシ忍者みたいでかっこいい。かっこいいけど、偶然かもしれないので、もう一度、捕まえさせてみる。
ハエトリソウというだけあって、ハエが限界か?がんばれハエトリソウ。
しかし、何度繰り返しても、ゾウムシはそのうち脱出してしまうことが分かった。
残念ながら失敗。
ハエトリソウはゾウムシを捕まえることができないし、そもそもゾウムシがハエトリソウの捕まえられるところにノコノコ行く理由もない。
まあおもしろかったからいいか。
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