小豆島の観光客が地元の人と話すときに間違いそうな呼称
初詣。
うちは自宅の近くの荒神さんと畑の上にある妙見さん(天津神社)と地区の八幡さんの三社にお参りに行くのが恒例。
それにしても島の正月はどこも人でごったかえす。
沢山の人たちが帰省してくるので、いつもの人口も3倍くらいになっていると思う。最近はそれに観光客も加わっている。
ちなみに帰省客ではなく観光客だなこの人、と判然とするのは島の名称や呼称。
間違っている人は100%観光客。
よくあるのが「二十四の瞳」。
これを観光客は「にじゅうよんのひとみ」という。が正確には「にじゅうしのひとみ」。「よん」ではなく「し」。
島の人はいちいち訂正しないけど「にじゅうし」ときちんと呼ばれると少しうれしくなる。
ちなみに地名も読みにくい。
大きいところだと土庄町の土庄。これは「とのしょう」。「とのしょっ」になると島ネイティブ。
合併して町名はなくなったが今でもワリと使われている内海は「うちのみ」。
もう少し細かいところだと、お醤油さんが多くある地区、苗羽=「のうま」などがあるが、もっと小さいエリアになると、本当に読めない地名だらけ。
まあ、でもとりあえず「にじゅうし」と「とのしょう」2つ言えるだけで、島の人は好意的になるかも。
読み方ではないけど、ついでに知っておくと物知り感がある島の2大主要産業は「醤油」と「素麺」。
「小豆島と言えば醤油と素麺が有名だよね」と言うと通で「小豆島と言えばオリーブと観光だよね」と言うと島の人は微妙な顔になるかもしれない。
ちなみに小豆島は香川県。岡山県ではなく香川県なので一応、讃岐うどん文化圏の端に位置している。
香川県人の前で讃岐うどん以外のうどんを褒めるのは本当に危険な行為。
基本的には温厚な性格の香川県人だが、車のハンドルを握ったときと、讃岐うどんをリスペクトしない人に対しては全く温厚ではなくなる。
小豆島も一応香川なので、そのへんは合わせて注意が必要。
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