修学旅行の思い出
修学旅行に行く息子たちを乗せたブルーラインが高松に向けて内海湾を横切っていく。このコロナの中、子どもたちためと、苦労を厭わず修学旅行に連れて行ってくれる小豆島中学校の先生たちの気持ちには感謝しかない。
いつでも顔も知らないどこかのお偉いさんが決めることに、子どもたちはただただ従うしかない。楽しみにして期待し過ぎると、行けなくなったときに落胆するので、無関心を装うことしかできない子どもたち。その気持ちに何とか答えてやろうという教師がいてくれて、本当に良かった。
何かあったときに責任を取りたくなくて逃げるリーダーと、それでも何か自分にできることをやろうとするリーダーがいる。平時には判別が付かないけど、異常事態のときには、その人の本当の姿が浮き彫りになる。
ちなみに僕個人の修学旅行の思い出はひどいものばかり。
小学校のときは、鴨川の川原で一人で遊んでいたらコケて膝から大量出血したことしか覚えていない。
中学校のときは、東京だったが友だちがいなくてバスの中でのカラオケ大会の地獄を今でも夢に見る。
高校のときは、なぜか男子は就職したらどうせ都会に行くので、女子だけ修学旅行に行くという不思議な学校だった。
もし、僕が息子の立場だったら、修学旅行なんてコロナでなくなってしまえば良かったのにと思っていた可能性が高い。そういう意味では子ども全員が修学旅行楽しみな訳でもないか。
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