カバープランツのタネを蒔く
小豆島のオリーブ畑の地面は基本的に雑草は生やさない。
雑草が生えていない状態にするには通常、除草剤を使用する。この除草剤以外では耕運機と刈払機、それと手で草刈りを行うことになる。まあ、ほとんどの農家は、これらの混合で雑草を除いている。
無農薬を前提にしているので除草剤を使わない。寺の坊主であった亡き祖父が草抜きはとても良い修行になると言っていたので「しゅぎょう しゅぎょう」と口ずさみながらこの2ヶ月やっていた。が、すぐに分かった。これでは冬まで、草抜きばっかりやり続けることになる。それに僕は意気地がない。でも農薬は使えない。
さて、どうするか。草ボーボーなるようになれ!と開き直るのも手だが、小心者なので、いろいろ考えた結果、グランドカバープランツという手であるらしい。まあ、芝を貼ってみるということ。いきなり全部と言うのも恐いので盛り土した木の周りだけを試すことにした。
センチピードグラスの改良種「ティフ・ブレア」という芝を試すことにする。繁殖力が強いというのとアメリカの論文でゾウムシの忌避効果がある(かも?)という特徴が紹介されていたので。まあ、そこまでは期待しないが雑草の手間が少しでも軽減できれば良しである。まずは10本分の木の根元に蒔いてみる。
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