海に降る雪とウォーキングデッド
海に降る雪。
音もなく彼方に降る雪を眺める。瀬戸内の海ならではの冬の海は変幻自在。
オイルの出荷を終えてから、一通り畑の草刈りも終えて、剪定するのも早いので今日は休み。
海を眺めたり、テレビを観たり、音楽聴いたり、本を読んだり、カレー作ったり。しかし、1日畑に行かないと、何をやってもすぐに飽きてのんびりしていると、何やら不安になる。
果てしないゾウムシ探しの春夏秋とうなされつづけた搾油の日々からせっかく解放されたのに。何もしないと、とんでもないしくじりをしてしまったのにそれを忘れてしまっているような気がして突然、心臓の鼓動が早くなったりする。大丈夫なのか。考えを巡らすが思いつくこともなし。
これまで対岸の火事のごとく観ていたコロナ騒動が島にもやってきて、コロナウイルスそのものよりもコロナに纏わる人間の噂や悪意や野次馬根性などなどがよほど面倒で恐ろしいことを見せつけられたりして辟易したりもしていたのだが、ウォーキング・デッドのエピソード10を観るにつけ、そういえばこのドラマも怖いのはゾンビではなく生きている人間だった。
コメントを残す