雨夜のイノシシ
収穫に集中していたら西寒霞渓の畑、全面イノシシにひっくり返される。別に油断していたということではないけど、人間が畑に来る頻度が減ったところに、獣の気配が台風によって薄くなるタイミングが重なったのが一因かもしれないし、単なるイノシシの気まぐれかもしれない。
気まぐれかもしれないけど、これほど根を切られると、来年のオリーブの収穫は厳しくなってしまう。収穫が終わったら管理機を入れて地面を均し、この畑の収穫は1年我慢する。
土が肥えてくる過程で、どうしてもミミズや蝉やコガネムシの幼虫が増えてしまうので、周りの畑は大丈夫なのに、うちの畑は餌一杯なので狙われやすい。やられる度に、柵も考えるのだけど、草刈りや見回りのジャマになるので、なんとなくそのままになっている。
定期的な雨による実の水膨れ、搾油機の不調、ハマキムシの発生、アルバイトのコロナ対策など、今年はなかなか大変な秋の始まり。
まあこれまで通り、1つ1つ順番にやれることだけを黙々とやるだけ。感傷不要。
コメントを残す