~降水量編~2022年に収穫量が減った原因を考える
オリーブの収穫量が減少した原因を少しずつでも考えていこうと思う。
その前に、うちの畑ではオリーブ以外にフレーバーオイルを搾るためのベルガモットやレモン、柚子、すだちなどの柑橘類も栽培しているが、これらの柑橘類もレモンを除いて減っている。近隣の柑橘農家に聞いてもやはり減っているという。ということは、オリーブだけではなく果樹全般でも同じように収穫量が減少した可能性がある。
果樹全般に影響を与える可能性がある気候要因として最初に気になるのが降水量。
過去10年の月別の推移を調べてみた。
赤い太線が今年2022年の月別の推移。10~12月はこれからなのでデータなし。
少ない!
まず分かることは年間を通して降水量が少ない。早明浦ダムが渇水して香川の水不足のニュースが流れていたが、こんなに少なかったとは思っていなかった。
オリーブの収穫までの1月~9月の年間降水総降水量がこれ。
やはり過去10年で最も少なくなっている。
ここ4年は少雨の傾向が多く、5年以上前の半分くらいまで今年は減っていたみたい。
雨が降らなかったことが主な原因だったのだろうか?そんな気もするがそう言い切るには他の気候も見ておきたい。
今日はオリーブ茶作り。そろそろ加工所に行く時間なのでひとまずここまで。続きは時間が取れ次第再開する。
今年は梅雨の期間が短く、雨もあまり降らず、一気に気温が上がり生理落下の量が例年より多かったと知り合いの農家さん達が言っていました。その影響が結構出ているのでしょうか。
降水量の少なさと気温の上昇ですね。調べてみます。