ゾウムシの幼虫を掻き出す彫刻刀
今年の最初のオリーブアナアキゾウムシの幼虫捕獲。
本格的なゾウムシシーズンが始まる前に昨年の秋に産み付けられた幼虫を全部掻き出す。これ今年一年を無事に乗り切るためには必ずやっておかないといけない仕事。
オガクズを見つけたらオリーブの根元にどっかり腰を据えて幼虫を探し当てる遊び。
去年から新しく使い始めた彫刻刀の切出し刀でサクサク切り開いていく。医者がメスを使う気分。
彫刻刀は、いつも使っているマイナスドライバーと比べると樹皮を削るのに、ほとんど力が要らないので幼虫が潜っていった場所の特定が早くなる。
しかしデメリットもある。深くは掘り進めにくいので奥に入り込んでいるときはドライバーにチェンジ。それと、簡単に切れるので、ついつい穴を空ける面積が大きくなってしまい木のダメージが増えてしまう。
幼虫を掻き出す道具もっと何かぴったりなものがありそうな気がして仕方ない。高圧洗浄の先に注射針を付けて産卵穴に差し込み水圧で殺してしまうみたいな必殺技的な何か。いつまでもマイナスドライバーのまま進化しないようでは面白くない。
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