高校へ向かう
東京、稲城市にある向陽台保育園の年少組だった息子。ようやくできた友だちと分かれ一人転園するのを悲しそうにしていた。父親の我儘につきあわせてごめんなさい。
星城小学校へ通う頃にはすっかり島の子に。ランドセル背負って海沿いの停留所からバス通学の6年間。
小豆島中学校へ入学し迷った末にテニス部に入ったらしい。自宅の前の坂が急すぎて自転車で上がれないとぶつくさ言っていた。
島に来て12年。3歳だった息子は15歳になり今日から高校生。高松の高校へ通うためフェリー乗り場へ急ぐ。
人生には分岐点があって、息子あの3歳のときにそのまま東京で暮らし続けていたらどうなっていただろう。小豆島での12年間そんなに悪いものでもなかったくらいに思ってくれていたらいいのだけども。
子どもも親も一緒に変わっていく。さあ今日から新しい生活。
息子さん、高校ご入学おめでとうございます。私の息子も偶然同学年です。幼少期から東京国分寺で育ち、中学はあきる野の私立へ電車通学、そのまま高校へ上がるかと思いきや、色々あって、自分の夢を追うため大分県の高校へ県外受験をして、合格を掴み一人巣立ちました。3月の受験から入学を見届けるまで、私も嵐のような日々で、この期間は記憶があまりないほど大変でした。まさに、新しい生活が始まり、子どもも親も一緒に変わっていくのですね。この変わった生活で、何かまた新しい世界が広がる気がします。
まだまだ子どもだと思っていたのがあっという間に一人で考え、行動するようになりますね。寂しくもあり嬉しくもありですが、息子に負けないように自分も変わっていきたいと思います。
大人の背丈の息子さんの背中….
深い想い伝わります。
最近は写真撮れてるの嫌がるので隠し撮りです(笑)