寒霞渓に雪
畑に向かう車中、視界に違和感。ダム下の畑で剪定を始めてからようやく気付く。
寒霞渓に冠雪。雪の白さに思わずおぅ!と思わず声が出る。小豆島そもそもほとんど雪なんて降らないし3月に入り春が来たと油断していた分、うれしさも大きい。
なんでうれしくなるのかは分からないけど。
九州で育ったせいだろうか朝起きて雪が積もっていたりすると、それだけで犬ころのように大喜びしていた。多分その頃の気持ちの名残り。
小豆島の僕の畑や自宅からは山も海も見える。北の寒霞渓を見上げていると不思議と頭が少し賢くなる気がする。南の瀬戸内海を見渡していると頭に霞が掛かったみたいに少しバカになる。理由は分からない。
畑で山を見ながらこれから1年くらいで何が起こるか、何に備えて何がチャンスか思いを巡らしてみる。バブルの後、リーマンショックの後、東北の震災のとき、何が起こっただろうか何が変わっただろうか。
こういうときのために普段は海ばかり眺めて頭を使わないようにしている。
訳ではないけど。
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