雨に感謝する
雨に感謝する。
祈りが通じる訳ではないけども、台風が運んでくれた雨に感謝する。
萎んでいた実も、渇きを癒し丸くなる。若木が3本倒れて、落ちた幼果はあったけどもオリーブたちにはありがたい雨だった。
台風は確かに、時には人間の大きな脅威になるけども、多くの植物、虫や動物、そして農家にとっては無くてはならない恵みの雨をもたらしてくれている。
テレビは、台風のもたらす負の側面ばかりを喧伝しすぎてはいないか。確かに、危険が迫っている地域の人たちには、その脅威を伝え、命を守るための警告を発するのがテレビの重要な機能ではあるけども、本当に必要な人たちに効率的に、効果的に伝えるための新しい努力はされているのだろうか。過去の恐ろしい映像を繰り返し流すことは、視聴率を取るためのエンターテイメントになっていないか。
毎朝、詳しい関東のお天気と、新しくできた渋谷のお店と、東京のコロナ新規感染者数を、僕らはいつまでありがたがって観ていなければいけないんだろう。全く関係ないのに。ドラマも映画もスポーツもネットで観れる時代に、東京の情報だけを垂れ流すテレビ局に求めるものがどんどんなくなっていく。ずっとテレビ大好きだったのに。
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