新しい土地で新しい畑を始める
木を育てるのが日常になって、つくづく思い知らされることがある。
オリーブでもベルガモットやレモンやアーモンド、バラなんでもいいが、うまく育つかどうか畑次第だという事実。
果樹農家を10年以上やっているとそれなりの農家の自信というか栽培技術みたいなものが少しは身についたかなと思いたくなるけど、実際のところ、畑が持つそもそものポテンシャルを超える技術なんて自分には全くない。今のところ。
太陽が燦燦と照って適度に雨が降り風が吹き土が良い畑なら何でも育つ。人間がやれることなんて何もない。でも、そんな畑なんてなくて、何かはあるけど何かはないのが当たり前。だから農業が面白いとも言える。
3年ぶりに新しく畑を広げることにした。これまでの畑と少し離れていて通うのが大変だけど、でも小豆島でもオリーブ栽培の強豪犇めく池田というエリアへの進出。この周辺は色んな思い出がある場所でもある。楽しみ。
さて、ここはどんなオリーブ畑になるだろう。春にはどんな品種を植えようか。
まずは草を刈ることから始める。
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