田んぼをオリーブ畑に変えるときに必ずやること
昨日から新しい畑の植え付けの準備を開始する。
3年前に畑を増やすのを止めていたけど、うちの畑の隣ということもあり久しぶりに再開。
写真の手前が新しい畑で、右奥うちのオリーブ畑。
隣なので、見回りなど効率的。それに、そろそろ試してみたかった品種などもある。
しかし、問題はここが田んぼであること。オリーブは他の果樹と比較しても水はけがとても大切になる。品種によっても水はけに対する耐性は違うが水はけが良いに越したことはない。
植え付けの前に必ずやるのは田んぼの鋤床層の破砕。水を溜めるための鋤床層の深さと、その下の土層を確認する。赤い層になって見える鋤床層は、表層から30cm前後と標準的。
ありがたいことに、この田んぼの鋤床層より下の地盤は石なども少なく柔らかめ。
ユンボで、まずは試しに天地返し。最初は少し深めにバケットで掘り返す。60~70cmくらい。
予想通り抵抗なく土の中に入っていく。
鋤床層の破砕をどの範囲でやるのかという選択肢がある。一番カンタンなのは植え付けるところ1m四方だけ。植える列だけを破砕する方法もある。
しかしベストは全面破砕。畔以外の全面を耕転することで、水はけは普通の畑並みに改善する。
今回は田んぼ全面の鋤床層を耕転することに決定。
5年ぶりにユンボの運転。
久しぶりなのでアームやキャタピラを動かすが、ぎこちない。バタバタしてなかなか掘り進めないのだが、多分2、3日もすれば自分の腕や手の延長みたいなってくるはず。
さあゾウムシたちが冬眠から目を覚ます前に、ひと仕事。
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