農業大学校断念
香川県農業大学校。
ここに入学したかったのだが島からフェリーで通うと、どうしても始業時間に20分間に合わない。そこを何とかお願いしますと無理を承知でごねたが、ダメだった。やっぱり、こういうときは離島は不利だなと痛感する。
話しは変わるが農業大学校とは実学の学校である。つまりパブリック版の専門学校。ちなみに僕は4年生大学の農学部を卒業しているが農業技術はゼロである。大学の農学部を出たからといって農業ができる訳ではない。百姓は「なる」だけだったらカンタンだけど、稼げる百姓になるのはナカナカ難しい。
農業大学校に通えなっかたことは残念だけど、他の方法、例えば独学とか試行錯誤とか、やりようはあるだろう、と前向きに断念する。
しかし、脱サラして小豆島に移住してきて個人農家になろうすると公的サポートが全くないことに悲しくなる。
技術を学ぶための学校へは通えない、果樹が収穫できるまでの無給期間に期待した青年給付金は39歳までなのでナシ、それどころか小豆郡のハローワークの所長という人がどこで知ったのか農家になることが決まっているなら失業保険を返せと。会社に守られていた健康保険料や年金などの驚くほどの金額などなど。会社を辞めて農家になりたいのは僕の勝手な都合なので文句は言えないけど、まあ期待したこっちがバカだった。
でも、僕みたいな人これから増えていくだろうに、お上たちどうするつもりだか。
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