お茶を作り続けてきた農家/香川県高瀬茶の現場/抹茶ブーム

三豊でオリーブ畑を引き継いで5年目。
隣の茶畑の美しさに見惚れてしまう。
特に一番茶を摘む頃の早朝の茶畑が美しい。
聞いた話では、もともとこの高瀬町では200軒近いお茶農家が今では10分の1くらいにまでに減ってしまったとのこと。
急須で入れていたお茶がペットボトルに変わり価格が下がり、採算が合わなくなってしまったのだろう。
最近、世界的に抹茶ブームが起こっているらしい。そこで香川県は抹茶を増産できないか検討を始めたと言うニュースを見た。
こういうニュースを見るたびに「言うは易く行うは難し」なんだよなと思う。
僕の高瀬のオリーブ畑の大部分はお茶畑を転用している。
4年間、堆肥をやり、草を刈り、剪定をしているが、ほとんど収穫はできていない。
オリーブは収穫できるまでに時間がかかる。
お茶だって同じだろう。
やはり木を植えてちゃんと収穫できるまで10年近く世話をし続けなければならない。
10年後、2036年の抹茶ブームはどうなっているんだろう?
言うは易し
始めるのもまた易し
でも
それを続けることこそが難しなんよね
青青とした美しい茶畑を見るにつけ、ただ続けてきたお茶農家の無言の努力に頭が下がる。
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