搾油機の洗浄道具今のところベターな2つ
オリーブオイルの質を維持するために搾油機や搾油所を常にクリーンに保っておく必要がある。
搾油機を汚す最大の要因がこの搾りかす。
うちのオイルの搾油率はアベレージで7%前後なので、100kgの実を搾ると93kgの搾りかすが出ることになる。
この搾りかすは搾油機の破砕器やペーストタンク、搾りかすの排出口、その周辺の床や壁、天井までに付着する。
そして、この栄養たっぷりの搾りかすには搾り取れなかった油も残っており、刻々と腐敗し腐敗臭を出す。
なので、1日の搾油が終わると、およそ2時間ほどを掛けて、お湯で搾りかすを徹底的に洗い流す必要がある。
ここで手抜きをすると、搾油機や搾油所が臭くなり、翌日からのオリーブオイルに腐敗臭が徐々に混じりだす。
つまり毎日の徹底的な洗浄がとても大切。
大切なのだが、うちが持っているイタリア製の搾油機というが、非常に洗浄しにくい構造になっている。
洗浄を前提に作られていないので3年前搾油を始めた当初は色んな洗浄の方法を試してきた。
例えばケルヒャー高圧洗浄機。
水圧が強すぎて搾油機全部に水が飛び散る割にイマイチ汚れが落ちない。
やはり色んなブラシを試してみるしかない。
3年間でこれの3倍くらいの種類のブラシを試してみた。
で、今のところベターな2つはこれ。
とてもシンプルな2つ。
破砕器の隙間など細いところは左のブラシ、それ以外は右のブラシを使いながら、細いホースでお湯を流しながら指で汚れが落ちているか感触を確かめながら洗浄していく。
ちなみに2つとも100均に売っている。
しかし、あくまで2018年時点の仮のベスト2。
ここ数年、島外にある東急ハンズやロフトなんか行くと、真っ先にお掃除用品のコーナーに直行してしまう。
理想的な形状は、人差し指に装着できる指ホースと中指に装着できる指ブラシみたいなものがあれば買うんだけど。
なかなか巡り合わないので、自分で作るしかないか。
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