秋の日は釣瓶落とし
昼寝から目が覚めてふと窓に目をやると暮れゆく瀬戸内。ベランダに出るとシンと冷えた冬の空気が染みてくる。海が見える家に暮らすようになってだいぶなるが、収穫で忙しい秋はそこに海があったことを忘れて畑と搾油所に埋もれるように暮らしている。
秋の日は釣瓶落としのようにあっという間に暮れていくからこそこの瞬間の海原が止まったよう感じられ、海があったことを思い出す。
何はともあれ2021年も暮れてゆく。春からオリーブ畑でゾウムシを追って草を刈って実を摘みオイルを搾ってお客さんに届けるところまで全部終わってここ数日、昼も夜もウトウトしていたけどそろそろ起きるか。
間伐。
オイルの容器を洗う。
床を箒で掃く。
HACCPの研修。
新しい販売の準備。
県庁にいく。
関西の講演会の資料を作る。
千葉視察の飛行機を予約。
ベルガモットとレモンの収穫。
冬の始まりはこんな感じ。
明日から始めるとして今日は熱燗。
コメントを残す