雨を待つ 2020.9.01 ブログ 最後の雨が降ってから38日目。萎んでしまった小さな実が雨を待っている。植物に食わせてもらう農家になってみると、人間ではどうにもならないことばかり。農業は科学ではあるけども、その科学が少々進歩したからといって、天から水道の蛇口のように雨が降らせられる訳もなく、多分、千年以上も昔の農民と同じように、手を合わせて何か大きなものに祈っている。 雨よ降れではなく、静かに雨の神様を怒らせないように、ただただ静かに雨を待つ。 祈りという行為。 前の記事へ« 「食で未来を創るアカデミー」INTERVIEW記事 次の記事へこの夏一番暑い日に » コメントを残す コメントをキャンセルメールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目ですコメント ※ 名前 ※ メール ※ サイト Δ
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