フランスのテレビ局TF1の取材
フランスのテレビ局の取材がありました。フランス語のナレーションは分かりませんが、たぶん日本でもオリーブを育てている島があるらしいよ、みたいなことなんでしょうか。
関係ありませんが、取材で写真や映像を撮影するときに、必ずと言っていいほどオリーブの実を手で触っている感じの絵を求められます。国内外を問わずほぼ全てのメディアが同じなんですが、これは「オリーブ」の「農家」という絵を1つの場面で撮りたいということなんでしょうが、オリーブ農家も、たぶん他の果樹農家も、実を手で触りながら長々と果実を眺めたりしません。そんな作業は必要ありませんし、必要もないのに実を見つめるほど暇ではないので。実を触っているところを撮影させてくださいとお願いされる度に、害虫を探している風であり、実の質や大きさをチェックしている風の演技が成功しているんだろうかと可笑しくなります。何度かそんなことはしないんですが、と断ろうとしたこともありましたが、まっそうかもしれませんがお願いできませんかね、みたいに言われて拒否するのも大人げないので、とりあえず架空の「実を見て何かをしている」風の演技をしています。ちなみに、動画の中で里芋の葉の裏を眺めるシーンもありますが、こんなことももちろんしません。コロボックルでもあるまいし。
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