自然と一体化する神秘的なやつの正体
冬の畑で、うっすらと汗をかいて手を休めた瞬間、
冷たい風が体温を奪って、ふわっと気持ちがよくなることがある。
頭が少しぼうっとして、体の境界が溶けて自然と一体化していくような感覚。
なぜか視界が360度見えてるような神秘的な感覚。
しかし、冷静に考えてみると、これは単にサウナの「ととのう」というやつかもしれない。
僕にとってサウナは暑すぎるし、水風呂は冷たすぎる。
いつも決まってととのう前に頭痛がしてしまうので苦手なのだが、
サウナで火照った体が冷やされたら、こんな風にふわっとするのかもしれない。
三豊から小豆島への帰り道、金毘羅さんに寄って、
長い石段をよっこらよっこらと登って本殿に着いたら、やはりふわっとした。
神秘的なやつではなくて、これは単に熱いときに涼しさを感じる「あー生きかえる」
というやつなのかも。
文:山田典章
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