スモモの花が咲いてタテハチョウ
スモモが咲いてタテハチョウ。
まだ冬の西風が吹く中、太陽の光が届いた短い時間にタテハチョウがやってきた。久しぶりの虫の気配にハッとなる。スモモが好きみたいで隣で咲いているサクランボ(桜桃)には見向きもしない。ほとんど同じ花にしか見えないのだが。
久しぶりに見る蝶のなんと不思議で美しいこと。もし人類が滅んでもこの美しい虫たちは何千年も地球で生き続ける。
長い冬が終わり草花が咲き、太陽の光の中を虫たちが舞うのを見ることは人が体験できる良いことのベスト3に入る。日本で暮らしていれば別に田舎で農業しなくても少し早く家を出て会社への道をゆっくり歩くだけでベスト3は手に入る。
地球温暖化で困るのは今と同じ暮らしをしたい人間であって、植物や虫や見えない菌類はその種族の数を減らしたり増やしたりしながら平然と生き続ける。持続可能な開発目標とやら人間はいつでも自分たちのことで必死。健気なのかマヌケなのか、たぶんその両方。
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