猫と窓ふき
クリスマスともなるとグッと年末っぽくなって少々慌ただしい。
特に理由がある訳ではないけど今年のうちに終わらせてしまった方がいいと思い込んでいるいくつかのことを片付けていく。
年賀状を書いて、窓を磨き、網戸を洗いついでにスニーカーを洗う。
3匹の野良猫のうち、やせっぽっちで貧乏くさい顔をしている野良猫ちびは何故か人間がやることに興味津々で、ずっと覗き込んでくる。
「じゃーま」と言うと「みゅあ」と鳴く。
「どいて」と言っても「みゃあ」と鳴く。
言うことは一切聞かず、ひたすら僕の動きを見ているちび。
そうこうしているうちに日が暮れる。
「お腹が空いたな」と言うとやはり「みゃあ」と鳴く。
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