フェリーに乗って歯医者に通う理由
今日は収穫が終わったら必ずやっている身体のメンテナンス日。
身体の中でとても大切で努力によって何とかなると信じている「歯」の治療のため高松の歯医者へ行く。
土庄港のフェリーの待合室で、ばったり知り合いに会うと、彼も高松の歯医者に行くという。
移住者である彼は島の歯医者さんに行ったが、いろいろ不満があり結局、高松の歯医者に掛かることにしたらしい。行く歯医者は違うが経緯は僕と同じ。
僕は日常生活において離島である小豆島も東京の地方都市もほとんど変わりはないと考えている。
島のスーパーマルナカと僕が以前住んでいた稲城のスーパー三和は同じようなものだし、ジョイフルとガストに大差はない。セブンイレブンは東京も小豆島も営業時間以外はほぼ同じ品揃えだし、稲城の隣駅の若葉台にケーズデンキがあったように、土庄に行けばケーズデンキがある。島に百貨店はないけど、東京にいた頃も百貨店なんて行かなかった。行く必要もない。まあ山手線内あたりの人からすると多摩川を越えた稲城は東京かどうかあやしいと思われているような気もしていたが、まあ一応多摩ナンバーも八王子ナンバーも東京である。
本題に戻る。ほぼ唯一の不満があるとすれば歯医者である。
島にも歯医者はあるが、あまりにも治療の説明がないので尋ねたらクレーマーみたいに言われてしまったことがあり、他の歯医者に行こうと思ったが、結局は何か求めると、ダレソレの親戚の〇〇さんはクレーマーだみたいに知り合いの知り合い経由で広がってしまう構造は変わらないので、知らない人ばかりの高松の歯医者に行くことにした。
田舎ではいい意味でも悪い意味でもクレームを言うことは、言う方も素性がバレているので、覚悟がいるということである。お客様は神様ではなく、お客様も遠縁の親戚なのである。
歯医者ほど近年の過当競争の中で技術とサービスが向上している業態はないが、競争がない島では未だに昭和チックである。
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